
1番大切なスキンケアの基本とは?
スキンケアで一番大切なことは『コスメの種類』になります。ここを間違えてしまうと、年齢を重ねるにつれて、ほうれい線が目立ってきたり、毛穴が開いたり、シミができてしまったりするので、結果的にそれを隠すために厚化粧になっていくからです。
化粧は、スキンケアとメイクの2つに分けて考える必要がありますが、スキンケアは『すっぴんで綺麗な状態を保つ』ためのお手入れになります。つまり、肌が老化していくことは避けないといけません。
すっぴんで綺麗を保つには?
先程、コスメの種類が基本だとお伝えしましたが、コスメには大きく分類すると3種類あります。
- ケミカル
- 自然派
- ナチュラル
ケミカルなコスメは老化したい人が使うもの
ケミカルとは一般的には化学物質や人工合成物のような意味合いで使われますが、これは人間のエネルギーを奪ってしまいます。人間の体はモノではありません。命が宿って生きている自然界の存在です。
ケミカルなコスメには容器内で菌が繁殖しないように防腐剤(殺菌剤)が入っているので、肌表面で一生懸命働いて守ってくれている常在菌までも殺菌し、肌を無防備な状態にしてしまいます。
肌の表面や内部には、無数の常在菌が存在し、外部からの有害菌の侵入を防いだり、潤いを保ったり、本来は肌を良い状態に保つ救世主なわけです。それらを殺してしまうのがケミカルなコスメです。
昭和時代のメーカーはケミカル志向に走り、人間が作り出したもので良くしていくぞ!と、人間の強烈なエゴが垣間見えるようになりました。
現在はそれが更に暴走して、短期的には一見良さそうに見せながらも、中長期で見れば老化していくようなものを販売しています。リピート購入を望んでいるメーカーとしてはこれでOKなのかもしれません。
良いモノを作り出せたなら、その1つの商品をリピートしてもらうことができるのですが、そういう商品は化学では作り出せません。だから、新商品を次々と投入することでリピートしてもらわないといけないというのが現状なのです。
自然派コスメはまやかし
最近は自然派コスメなるものも出てきました。これも消費者を欺くものですが、法律上、1つでも自然由来の成分を入れてたら自然派と謳う事ができます。それ以外はすべてケミカルであっても。
自然派というのも、ケミカルコスメの中で自然由来も少し入れてますよというだけの商品なので、ケミカルコスメと変わりません。
大切なことは、化粧品が肌を良くするのではなく『常在菌が活き活きと働ける環境を作ってあげることで、常在菌が肌を綺麗に保つ』という点にあります。
ですので、ケミカルなものは常在菌の邪魔をするだけの余計なものということです。
その証拠に、皮肉な話ではありますが、同年代の男女をすっぴんで比較した時、化粧をしない男性の方が、肌が綺麗なのです。女性はスキンケアをし過ぎることで、かえって肌を老化させている。女性が老化することで、メーカーは儲かっている。このカラクリを知っておく必要もあります。
ナチュラルなコスメが理想
人間の体がナチュラルである以上、コスメを使うならナチュラルなものがベストということになります。ナチュラル同士なので馴染むわけです。
ナチュラルとは、エネルギーを引っ張ってくる状態にあるものです。ナチュラルコスメは、植物の本来の働きを損ねることなく、栽培から製品化まで自然科学をベースに商品化しているものになります。
残念ながら、日本はケミカルの方が原価も安く儲かるので、なかなかここを卒業できずに、欧米諸国に比べてこの分野の研究に遅れをとっています。
海外でも昔はケミカル志向でしたが、今ではナチュラル志向が当たり前になってきています。
ナチュラルコスメを使うと、肌細胞や常在菌が喜び始めます。肌も良い状態になっていき、それを保てるようになります。
ナチュラルコスメは、植物のことも理解する必要がありますし、水へのこだわりも必要になってきます。日本製でこのような製品はあまり見かけたことはないのですが、海外輸入品で安くて素晴らしいものもありますので、後日、レビューしていきたいと思います。
まとめ
正しいスキンケア方法の第1弾として、今回はコスメ自体を見直すという視点をお伝えしました。使う順番や洗顔などのやり方も大切なことではありますが、それはちゃんとしたコスメを使っているということが前提になります。
今も昔も『すっぴん美人はナチュラルを好む』という点は変わりません。メーカーやメディアの戦略に乗らずに、基本に忠実にやっていけば、誰でも年齢を重ねても美肌をキープしていけます。
大人の美学でも、数回に分けて『すっぴん美人のスキンケアの基本』を配信していきますので、次回も楽しみにしていてください。最後までお読み頂いて、ありがとうございます。
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。